自動運転の先にあるもの

いま、自動運転車が話題になってきましたよね。テスラのオートパイロットとか日産のプロパイロットとか、よく聞きますね。近々発売されるAudiのA8はレベル3の自動運転を実現したと発表されています。

ちなみにテスラの語源は交流電源を発明したニコラ•テスラに由来してます。テスラの人生もエジソンとの対立や、無線型電気送信技術の開発(1910年代の頃です)などとても興味深いものがあります。

それはさておき、自動運転。レベル0からレベル5まであり、レベル5が完全な自動運転です。現在主流なのはレベル2で、簡単に言うと、車の基本動作である、走る•曲がる•止まるの2つ以上をドライバーの監視のもと行う技術レベルです。レベル3は限定的な状況ではドライバーの監視が不要、レベル4は限定的な状況のみドライバーの介入が必要、レベル5は上記の通り無人運転が可能なレベルです。つまり、レベル5だと人が乗ってなくても大丈夫です。

これ、レベル5になるとですね、なにがいらないって、人を含めた物流は全部要らなくなりますよね。道路は至る所にありますし、自動車はそこをいつでも走れる訳ですから、たとえば、バスなんかなくても、自分で車を呼んで目的地まで連れて行ってもらえば良いわけですよ。だから公共交通機関が要らなくなりますよね。電車とかバス、もちろんタクシーも。

それから配達も車が勝手にしてくれます。郵便も宅急便も要らなくなりますね。出前なんかも車が勝手に取ってきてくれます。

あらゆるビジネスにインパクトがありますし、だからグーグルもアップルも自社の地図開発を行うわけですし(自動運転には地図の情報はとても有用です)、自動車の開発を行うわけです。あ、ドローンの開発もそうですね。

ロジスティクスの再構成が必要ですよね。ほんと楽しそうな未来です。