就職活動ではスーツを着た方がいいよ

以前、就職活動でスーツを着た方がいいのか、着てこなくていいと言った場合にも着た方がいいのか、という議論がありましたが、着た方がいいと思いますよ。

就職活動でひとつ大切なのは、何を着るか、どう個性を出すとかじゃなくて、大半の企業は自分の会社に染まってくれる人を求めてるんです。そもそも、自己主張とか言って、就活のルールに染まらない人を採用したくはないんです。採用する側からすれば無難な人をとった方があとあと問題が起きる可能性が低いわけです。だから、あんまりスーツをどうするかとか悩まず、無難に着ておけばいいと思います。それより、清潔なスーツやクリーニングされた白いシャツを着るとか、ネクタイを正しく締めるとか、真っ白な靴下をはかないとか、そっちのほうが大事です。

こういうのは、採用する側からすれば、なんであんなやつ採用したんだって責められないためにも、無難な人の方がいいわけです。採用する側の気持ちを考えることも大切です。

同じような話で、うちの会社が第一志望かということにどう答えるのか、という議論があります。当然、どこの会社でも「御社が第一志望です」と言った方がいいと思います。会社としては、第一志望であってもなくても、第一志望と言える人を求めているんです。会社に入った後に、あんまり大切でもないお客さんから「取引先としてはうちの会社が一番大事ですよね?」って聞かれたらどうします?もちろん「一番です!」って言わなかったら仕事なくなっちゃいますよ。

そういうこれから働いていく上での基礎を見ているんです。あんまり難しく考えなくて、調子の良いこと言うのも大事ですよ。